油すまし、全国デビューの歴史。そして、天草にある油すましの墓とは!?
水木しげる先生の漫画『ゲゲゲの鬼太郎』でお馴染みの妖怪「油すまし」。
名前を耳にしたことがある人も多いでしょう。しかし、この妖怪が肥後の天草の妖怪であり、そのお墓が天草市にあることはなかなか、知られていません。
天草の濱田隆一という民俗学者が、天草の様々な伝承文化を記した『天草島民俗誌』(1932年刊行)の中で、油すましについて触れています。この本によれば、油すましが姿を現したのは、天草市栖本町河内と下浦町との境に位置する、草隅越(くさずみごえ)という峠です。
現地にある看板によれば、油すましの「すまし」は、地元の方言で「しぼる」という意味で、油すましは「油を絞る人」という意味を示すとのこと。
現在、看板の近くには、江戸中期から末期に造られたと思われる首から上のない地蔵のような石像があり、これが油すましのお墓と呼ばれているのかもしれません。
油すましのお墓は、栖本町中心部から河内方面に県道を進み、旧河内小学校を過ぎて50m程の所で左折。数軒ある民家から山に登る道の入り口にある雑木林を10m程入ったところにあります。
妖怪好きの方はぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
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