なぜ山の中に海軍の基地が⁉目立ち過ぎるオレンジの飛行機『ひみつ基地ミュージアム』
人吉市の隣にある球磨郡錦町。球磨川と川辺川に挟まれた台地に、数多くの地下軍事施設が発見されたのは、戦後70年たった2015年。その後わずか3年ほどで広大な土地にオープンしたのが、『山の中の海軍の町にしき ひみつ基地ミュージアム』です。
実はこの場所は、太平洋戦争中の1943年11月に建設された「人吉海軍航空基地」。
終戦を迎える1945年8月まで、飛行予科練習生の教育や、特攻隊の訓練、地下工場など、様々な役目の部隊が、村ひとつ分の広大なエリアの中で活動していました。2014年に人吉海軍航空基地の見取り図が発見されたことから、地元の有志の方々が私財を投じて研究し、「この地下施設をなんとか平和教育と観光に活かせないか」と、ミュージアム化のプロジェクトが始まりました。
入館料に含まれる「地下壕(地下魚雷調整場)ガイドツアー」では、戦時中に航空魚雷を作っていた現場である地下壕を歩きます。実物大の魚雷のレプリカもあり、戦争当時を知ることができると人気です。
常設展では、航空基地にまつわる展示や、戦時中の当時の一般の人々の生活がわかる資料などがあります。また、館内の図書コーナーでは、『ペリリュー』など戦争をテーマにしたコミックスなどを読むことも。
戦時中の人々の気持ちに寄り添う展示で、戦争と平和を伝えるミュージアムです。
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